

Almost Holy (2015)
ソ連崩壊後、ウクライナは政治・社会システムの大変革に見舞われ、腐敗の蔓延とインフラの崩壊が進んだ。行き場を失った若者たちは、冷感薬とアルコールを混ぜた危険な薬物に溺れていった。2000年代初頭、マリウポリの牧師ゲンナジー・モフネンコは、路上生活を送る子供たちを拉致し、自身が運営するリハビリ施設「ピルグリム共和国」へと連れ込むことで、児童のホームレス問題に立ち向かう。「ピルグリム共和国」は旧ソ連圏最大規模の施設となった。物議を醸す彼の強硬な姿勢は、一部で英雄視される一方、無法な自警行為だと批判されている。それでもゲンナジーは、自らの信念に基づき活動を続けている。
